赤ちゃんのきれいなお肌に、真っ赤な腫れ・・・見ていてかわいそう。
日本は湿気が多く、夏にはたくさんの蚊がうようよ。

そらまめママ
どうせさすなら私を刺して~!
と思いますが、こどもは虫に刺されやすいですし、刺されると腫れやすいですね。
刺されても慌てずにすむように、ホームケアをおさらいしましょう。
1. 虫刺されの基本
虫刺されは蚊、ハチ、ダニ、ブヨなどの昆虫によるものが多い。
刺された部位にかゆみ、赤み、腫れが生じる。
子どもは大人に比べて肌がデリケートなため、以下のような反応が強く出ることがあります。
- 局所反応:刺された部分だけが赤く腫れる(通常反応)。
- アレルギー反応:刺された場所だけでなく全身にじんましんが出たり、息苦しさを感じる場合がある。
2. アレルギー反応と緊急対応
軽度のアレルギー反応
- 特徴:刺された部位周辺が異常に腫れる、じんましん、軽いかゆみ。
- ホームケア:
- まずは患部を洗い流し、刺された部分を冷やす(氷や保冷剤など)
- 症状が強い場合、抗ヒスタミン薬を内服。
重度のアレルギー症状(アナフィラキシーショック)すぐに受診を
すぐに受診する症状
- 特徴:全身のじんましん、顔や喉の腫れ、息苦しさ、意識がもうろう、呼びかけに反応しない
- 対応:
- 救急車をすぐに呼ぶ
- アドレナリン自己注射器(エピペン)がある場合、すぐに使用する
- 仰向けに寝かせ、足を高くする(ショック対応)
3. どんなお薬を使うの?
➀軽度~中等度の虫刺され
- 外用薬:
- ステロイド軟膏(ヒドロコルチゾン、ベタメタゾンなど):かゆみや炎症を抑える。
- 抗ヒスタミン成分の塗り薬:かゆみを抑える。
- 内服薬:
- 抗ヒスタミン薬(かゆみや腫れを和らげる)。
②感染の可能性がある場合
刺された部分を掻き壊して細菌感染(とびひなど)が起きた場合:
虫刺されがじゅくじゅくしてきた、他のところにもじゅくじゅくが広がるなどのとき。
抗生剤の外用薬や内服薬が必要になる場合もあるので、早めに皮膚科や小児科を受診。
4. ホームケアと予防方法
➀刺された後のケア
- 洗浄:石けんと水で刺された部位を清潔にする。
- 冷やす:保冷剤や濡れタオルで腫れやかゆみを軽減する。
- 爪を短く保つ:掻き壊しを防ぐため、子どもの爪は短く切っておく。
- 手持のステロイド軟膏を早めに塗る。
②虫刺されを予防する方法
- 虫除けスプレーの使用:ディート不使用のものが赤ちゃんにも安全です。
- 衣類:長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を減らす。
- 寝る時の対策:電気蚊取り器を利用する(小さいお子さんの場合には手の届かない所に)

そらまめママ
わたしがよく使用していたのはケープ。新生児のころやお肌の弱いうちは、あまり皮ふに薬をつけたくなく、ケープを利用していました。

そらまめママ
少し大きくなってからは、スプレータイプの虫よけを。
お肌の弱い赤ちゃん、舐めてしまう赤ちゃんにも安心な子供用のものを選ぶようにしていました。
5. 注意すべき症状
以下の場合は医師の診察を受けることをおすすめします
- 虫刺されの範囲が広く、腫れが引かない。
- 刺された部分が化膿したり、黄色い膿が出る。
- 発熱や全身の倦怠感を伴う。
虫刺されは一見軽い症状に見えても、特に小児では数日後に腫れや赤みが強くなり慌てることも。
ぜひホームケアを行い、悪化を予防しましょう。
受診の目安も知っていると安心ですね。
まだまだ根性のある蚊が飛んでいますね、しぶとい。
おでかけを楽しく快適にするために、一緒に頑張りましょうね。

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