
パパ
ここ最近こどもの尿回数が多くて、、何か異常でしょうか?
お子さんの尿トラブル、頻尿、排尿時痛、残尿感など・・
これらもよくあるご相談の1つです。

そらまめママ
どんなことが考えられるのか、受診のタイミングなど、一緒にみていきましょう。
主な尿のトラブルとその原因
1. 排尿時の痛み(排尿痛)
- 身体的原因
- 尿路感染症(膀胱炎や尿道炎):細菌感染が原因で、特に女児に多い。
- 性感染症:クラミジアや淋病などが尿道の炎症を引き起こす場合があります、問診が大切。
- 心因性の可能性
- ストレスや不安が原因で骨盤底筋が緊張し、排尿時に痛みを感じることがあります。
2. 頻尿
- 身体的原因
- 過活動膀胱:膀胱が過敏になり、少量の尿でも頻繁に排尿したくなる状態です。
- 尿路感染症:膀胱が刺激を受け、頻繁に排尿したくなることがあります。
- 糖尿病:多飲・多尿が特徴、頻尿を引き起こす場合があります。
- 尿崩症:尿を濃くできません。そのため、多尿と頻尿になります。
- 心因性の可能性
- 緊張や不安が原因でトイレに行きたいと頻繁に感じることがあります(「神経性頻尿」)。
3. 残尿感
- 身体的原因
- 尿路の閉塞や神経障害:膀胱の収縮が十分でない場合、残尿感が生じます。
- 心因性の可能性
- 実際には尿が出きっているのに「まだ残っている」と感じることがあります。これは、ストレスなどによるものもあります。

そらまめママ
尿トラブルの原因は様々です。
まずは尿検査や超音波検査をして体に異常がないか確認しましょう。
尿検査や超音波検査で異常がないことで初めて、心因性の尿トラブルを疑います。
心因性尿トラブルの特徴
心因性の場合、以下の特徴がみられることが多いです:
- 明確な身体的異常がない:尿検査や超音波検査で異常が見つからない。
- ストレスとの関連:学校や行事などのプレッシャーが強い時期に症状が現れる。
- 波がある:日によって症状が強くなったり、弱くなったりする。

そらまめママ
心因性の尿トラブルの場合、症状があるのは日中のみで、夜間にトラブルが少ない(夜間頻尿がない)点も特徴的です。
トイレトレーニング中に発症することもよくあります。
失敗をすると恥ずかしい、怒られる気がするなどの不安から頻回にトイレに行く子がいます。
対応と治療
- 身体的原因の除外
- 尿検査、超音波検査などを行い、感染症や糖尿病などの身体的原因を特定します。
- 心理的要因の検討
- 身体的な異常がない場合、ストレスや不安の影響を考慮し、原因を探ります。
- トイレトレーニング中のお子さんの場合には、ゆっくり焦らず時間をかけて。
- 失敗しても問題のないこと、恥ずかしいことではないと伝える。
- 生活習慣の見直し
- 水分摂取量の調整:飲みすぎ・控えすぎの両方を避けます。
- 控えすぎは、尿の中に細菌がたまり、膀胱炎の原因になってしまいます。

そらまめママ
トイレトレーニング中の上手な声掛けなどに関して記載しています。参考にされてくださいね。

トイレトレーニングってどうするの?
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まとめ
お子さんの尿トラブルは原因がさまざまで、頻度も多いです。
残尿感などは特に、うまく言葉で言い表すことができないからこそ、客観的に評価することが大切ですね。
一緒に原因を突き止め、上手に向き合いましょう。


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