予防接種後の副反応、どうなったら受診が必要?

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日常ケアのアドバイス
パパ
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ワクチンを接種したら、打ったところが腫れて熱が出ました・・・

どうしたらよいでしょうか??

予防接種後の副反応とは?なぜ起こるの??

予防接種後に起こる体の反応は大きく以下の2つに分類されます。

➀一般的な副反応
  • 発熱(37.5℃〜39℃程度が多い)
  • 接種部位の腫れ・赤み・硬さ
  • 倦怠感や軽い筋肉痛
  • 軽い不機嫌(特に小児)
そらまめママ
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これらはワクチンが免疫を刺激するために起こる、通常の範囲内の反応ですね。

②重篤な副反応
  • アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、意識障害、血圧低下など)
  • 痙攣
  • 高熱が数日間つづく
  • 接種部位の激しい腫れや化膿

副反応が出た場合の対応

➀一般的な副反応の場合
  • 発熱がある場合
    • 子どもが元気であれば水分補給をし、様子を見る。
    • 解熱剤(アセトアミノフェンなど)を必要に応じて使用する。
  • 接種部位の腫れ
    • 軽く冷やすと不快感を和らげる。
    • 圧迫や強いマッサージは避ける。
  • 不機嫌・ぐずり
    • 抱っこや遊びで気を紛らわせる。長く続く場合は医師に相談。
  • だるさや食欲不振:大人でもワクチン接種後はだるさがある時がありますね。無理せずゆっくり過ごしてください。
そらまめママ
そらまめママ

解熱剤の使い方はこの記事に詳しく記載しています。のぞいてみてくださいね。副反応による発熱でも、解熱剤は使用して大丈夫です。

解熱剤ってどういうときに使うの?
小児科医ママがお子さんの発熱時の対応についてお話しします。どうして発熱するのか、解熱剤の使い方、種類、病院受診の目安について説明します。
: 予防接種後の副反応、どうなったら受診が必要?

重篤な副反応が疑われる場合

次の症状が見られたら、早急に医療機関を受診してください
  • 激しい泣き止まないぐずりが数時間以上続く
  • けいれんや意識障害
  • 顔色が青白くなる、呼吸が苦しそう、ぐったり
  • 蕁麻疹や皮膚の異常が急速に広がる

副反応の典型的な経過と観察ポイント

副反応は通常、接種後12〜48時間以内に現れることが多く、軽い症状は数日以内に自然と治ります。

注意して観察すべき点

受診の目安

以下のような場合は、医療機関を受診してください。
  1. 発熱が2日以上続く、または39℃以上の高熱が出る
  2. ぐったりして元気がなく、水分も摂取できない
  3. 接種部位が熱を持ち、激しく腫れたり痛がる
  4. ぼーっとしている
  5. その他、親が「いつもと違う」と強く感じる場合
そらまめママ
そらまめママ

最初は重篤な副反応でなくても、数日待っても解熱しない、ぐったりしてくる、いつもと様子が違うのは、典型的な副反応ではないです。この場合も受診が必要です。


親御さんへのアドバイス💡

  • 接種後は30分程度、接種会場で子どもの様子を観察するのがおすすめです。特にアナフィラキシーなどの重篤な副反応は接種直後に起こることが多いため、医師が近くにいる状況で対応できます。
  • 予防接種記録(母子手帳)を保管し、副反応が出た場合は接種日時・症状・経過を記録しておくと、医師への相談時に役立ちます。
  • 接種部位が腫れた時には、そこに何のワクチンを打ったのかも確認されてください。
そらまめママ
そらまめママ

1回目に副反応が出たから2回目も出るとは限りません。その逆もです。ワクチンはお子さんにとって非常に大切ですので、必要以上に怖がる必要はないです。

でも心配な気持ちは分かります。

ワクチンを打って高熱が出たことのあるお子さんなどは、解熱剤などをあらかじめ処方してもらうと安心ですね。

まとめ

予防接種による副反応は多くの場合軽度で一過性です。

あまり心配しすぎる必要はないですが、まれに重篤なケースもあるため、落ち着いて対応し、必要な場合は早めに受診しましょう。

典型的な副反応の経過を知っておくと安心して過ごせますね。

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