薬を嫌がるお子さんに 上手なお薬の飲み方

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日常ケアのアドバイス

病院を受診すると、色々なお薬の処方を受けます。

鼻水のお薬、咳のお薬、アレルギーのお薬、熱さましなど。

大人であれば、多少苦味があったりしても、飲まないといけないもの と理解しているので飲めます。

そらまめママ
そらまめママ

さてお子さんはどうでしょう?稀に大好きな子もいますが、そうでない子が多いですね。どんな工夫をしてあげたら、楽に飲めるか一緒に見ていきましょう。

1. はじめに

そらまめママ
そらまめママ

工夫をしてあげることで前向きに治療に取り組めます。

ここからは月齢別にみていきますね。

2. 赤ちゃんの内服方法 (2歳ころまで)

母乳ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合
  • シロップの場合:シリンジやスポイトを使用して少量ずつ口の奥に注ぐ。
  • 粉の場合:少量の水や母乳やミルクで練り状にし、上あごに付け、その後母乳やミルクを。
もともと飲んでいるミルクの中にお薬を入れて飲ませるのはおすすめしません。
なぜ??

 ➀ミルクを全量飲めない時には処方されたお薬が全量飲めない。

 ②ミルクの味がいつもと異なることに気づいて、ミルクそのものを嫌いになる可能性がある。

そらまめママ
そらまめママ

この月齢のお子さんにとってミルクは大切な水分と栄養。絶対に飲んでほしいものには混ぜない方がよいですね。お薬とミルクは別々にあげましょう。

3. ミルクを卒業した赤ちゃんの内服方法 (2歳以上など)

  • 食品に混ぜる(ヨーグルトやゼリーなど量の少ないものがお勧め)
  • 「飲む時間」を特別な瞬間に
  • 褒める習慣:飲めた後にたくさん褒める。場合によってはシールを貼るご褒美システムも。

4. 幼児やそれ以上のお子さんへの工夫

  • 遊びの要素を加える:ストローやカラフルなスプーンを使い、特別な時間に。
  • お子さんに選ばせる:「どのカップで飲む?」「お薬の後に何をする?」など選択肢を与えることで主体性を持たせる。
  • 褒める習慣:飲めた後にたくさん褒める。場合によってはシールを貼るご褒美システムも。
  • 錠剤の方が味を感じにくいことがある:体重の大きいお子さんでしたら錠剤も可能に。

5. 薬の種類ごとのポイント

シロップ薬

  • 甘さのあるものが多いが、甘すぎる場合は冷やしてみると飲みやすくなる。
  • 飲んだ後に水やお茶を飲むことですっきりする。

粉薬

  • 乳児には少量の水で練って練り状にし、上あごに付け、その後母乳やミルクを。
  • 幼児以上ならジュースや食品に混ぜる方法を試す。

錠剤

  • 噛んでも良い薬の場合、小さく砕いてゼリーなどに混ぜる
  • 水やお茶と一緒に「飲み込み練習」も有効。

6. 内服後の嘔吐、再投与するかどうか?

パパ
パパ

せっかく頑張って飲んだのに、吐いてしまいました・・・

この場合は、内服してからどのくらいの時間で嘔吐したか?がポイントです。

そらまめママ
そらまめママ

抗菌薬などの絶対に飲んでほしいお薬なのか、咳や鼻水のお薬など症状を緩和するお薬なのかによっても変わりますね。ぜひ医師にご確認ください。

7. 座薬後の排便 再投与するかどうか?

座薬は内服よりも吸収が速やかです。上記を目安に再投与するか確認しましょう。

7. まとめ:無理なく飲んでもらうために

工夫次第で内服が楽しい体験になることもあるますし、今まで飲めなかったお子さんが飲めるようになると成長を感じますね。

迷うときには医師や看護師に必ず相談してくださいね。

今までの経験から適切なアドバイスができるかと思います。

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