赤ちゃんが生まれて、最初の難関、沐浴
こんなことを最初に言われますね(言いますね・・・)

片手で赤ちゃんの頭を押さえ、お湯の温度、周りの温度に気を付けて。
目に入らないように、耳に入らないように。
安心できるようにガーゼをかけてあげて、石鹸は泡立てて・・・
自分がママになり思いました。

これを一人でママになったばかりのお母さんがやるのってすごく大変なんだ
一度、左手で押さえていた頭がつるっと滑って、沐浴槽に沈んでしまったことがあり心配しました・・
また、うちの子は乳児湿疹がひどくなり、沐浴ちゃんとできてる?と仲良しの助産師さん。
もう一度、沐浴のプロ、助産師さんの様子を見せてもらいました。

(中部大学のホームページよりお写真をお借りしました)
病院内の沐浴は、排水溝が付いていて、蛇口も近くにあり、温かいお湯を循環させます。
常にきれいなお湯で沐浴しているんだ ということに気づきました。
さて、家ではどうでしょう?
洗面所におけるタイプ、ふくらませるタイプなどありますが、非常にコンパクト。

これでは、石鹸カスをきれいに洗い流すのって難しいよな・・・
乳児湿疹の基本は「洗浄と保湿」
洗浄がうまくできていないのかも・・・
沐浴ではなく、シャワー浴 も主流になりつつあり、
病院でも、仕上げにシャワーで綺麗に流しているし、もうシャワーの方がいいのではないか?
と思い、途中からシャワー浴に切り替えました。
シャワー浴とは
浴室にマットなどを敷き、その上で赤ちゃんを洗ってシャワーで流す方法。マットに寝かせた状態でできるので、片手で赤ちゃんを支える必要がなく、両手が使えるメリットがある。
石鹸の残りかすがしっかり流せて、乳児湿疹のあるお子さんにもよい。寒い冬はシャワー浴後にベビーバス内のお湯であたためてあげるとよい。
シャワー浴で気を付けること
・浴室と着替えるスペースはあたためておく
・水圧はやさしめに
・洗い終わったらすぐに拭いて肌の水分をとり、しっかり保湿を
シャワー浴の方が、石鹸がきれいに流せて
特に首や肘関節、指など(赤ちゃんは把握反射があるのですぐ握ってしまう)の湿疹が改善

首の皺、肘関節、膝裏などもしっかり広げて泡で洗う、その後しっかり洗い流すことが大切です。
なので、乳児湿疹で受診されるお子さんには、シャワー浴をおすすめすることも多いです。
シャワー浴で使ってよかったアイテムを紹介します。

おしりの所が少し深くなっていて、お湯を貯められます。ひんやりしないので、モロー反射が起きにくく、使った後は立てかけておくとすぐに乾き衛生的です。

わたしがお風呂に入っている時には、服を着せたままここに寝せておき、待っていてもらうこともありました。
しっかり洗浄した後にはしっかり保湿を
きれいに洗ってあげた後には、お肌の水分が残っているうちに、保湿をたっぷりするのがお勧めです。

保湿剤の効果的な使い方はこちらを参考にしてくださいね。

まとめ
沐浴に関しては昔ながらの方法で、沐浴層にお湯を貯めてやるやり方がまだまだ主流です。
パパママ学級などでも沐浴を習いますね。
しかし、シャワー浴というやり方もあること、赤ちゃんを片手で押さえる必要がなく安心・安全で
わたしはもっと新生児期のお風呂の時間をリラックスして楽しめました。
乳児湿疹でお悩みの赤ちゃんにもおすすめです。
ぜひ今しかない時間を楽しんでくださいね。

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